中央線沿線のK市の相談を受ける.本郷出身で設計事務所を新しく興した若手設計家さんとの初仕事.彼らにとっても初めての仕事らしい.

1/500くらいのスケールで,駅舎の保全の話をするが,保全という話は保全といえばという感じな人そういうことで進めたのか,もはや収拾不能で,結局図面を見つめて,都市計画道路をセル全体で見直す案を提示.でもって動線を見直し,時間をかけてスペースをつくっていく,そのための決定木のハッシュ構造を丁寧におさえていく.

会社員(的)な人と一緒に仕事をやりたくないのはなぜだろうと考えて,,責任の所在が不明確で,必ずどっか他所から理屈をもってくるからだ.結局その人を信用できなきゃいい仕事なんてできない.やりぬく覚悟が希薄で,なんでも他人にやらせようという人,兎角上司や部下の悪口をいう人とは一緒に仕事ができないと思う.独立した事務所でやってる人にはそういう人は少ない気がする.