一般論として,,なんというか,,international方面で現場とサイエンスを結び付けようといっているのに,学際的な研究だという自覚がなく,おまけに現場感がまったくない,ちょっと見てきましたというような議論にしかならないなら,無価値である.理想を掲げても研究者が育っていないのは残念.何が問題かは自分でも考えないといけない.会議をずっと聞きたかったが,学生さんなら全部聞けば見えてくるものがあると思う.オレは次があるので移動.

でもって,演習.
外資コンサルタントさんのような(いや実際には役所だって学会にだっているかもしれないが)適当な話をする学生さんがいて,たいへん残念だった.言葉が勝ちすぎると,その場限りで表層をなでることに終始してしまうような仕事のやり方になってしまい,何かが喪われるのでないかと思う.考えがないなら素直になって取り繕わない方が伸びるのではないか.構築している論理が弱くて発想も貧困なのは,なんでなのか.ただ別の発表で弱いのだけれども発想がおもしろいものがあって,ああいうのはいろいろ考えるきっかけになってよいと思った.飛び道具みたいな反応のよさがいいなあと思って,思わず笑った.