渡米というか,今度行くまでに判断しなさい.といわれた.まあいろいろわかって言ってくれているのは,ありがたいことである.あんまし本人の得には何にもならないと思うが..

無私で他人のことを考えてくれる人は少ない.どこかで自分との関係性の中で他人への物言いを決めているところがあるのではないかと思う.自分の味方か,自分にとって利益をもたらすか,自分に異を唱えないか.たいていはそんなことである.まあそれは人間関係というのものがその人にとっての心地よさに直接影響してるものだから,なんらかの発言によってそれを操作しようとするのが当たり前なんだろう.しかし果たしてそういうことで本当の関係性は動くのかとも思う.

自分が惑星のようなものだとして,所詮は自分に与えられた相対的なサイズですべては決まっていて,あるとき近づいたりして,何を褒めようが貶そうが,結局離れていくものは離れていく.そういう寂しさが人間にはあると思う.だからこそ,他人に投げかけられた声は,他人との位置関係によらないものである方が届く気がする.どうでもいい話だが.