ゼミ.

愛媛の修士論文を訳してもらう.直面している現象や結果に対して素直に向き合った研究はいい研究だということが時間をたつほどにわかる.論がたちすぎる人,自意識過剰な人は,研究者には向いていないというか,言いたいことにあわせて事実を捻じ曲げるとまでは言わないが,こねくり回す傾向があって,結局時間がたつと,そういう論文はあっという間に輝きを失う.

国際学会の運営依頼メイル.学会や専攻といったコミュニティの質はリーダーの知性に依存したものになるのではないかと思う.複雑な問題をちゃんと捉えられているかどうか.一点突破は時として大きな力も発揮できるし,カタルシスも得られると思うが,,,複雑な問題に単純な解決を迫るのはどうも知性がないように思える.