hato08162007-03-03

あけぼの杉(メタセコイア)が昔からとても好きだ.戦時中,三木博士がその化石を発見しメタセコイア命名し,その後,中国で僅かに原木がみつかり,アメリカ人科学者によって苗木が日本に運ばれた.「あけぼの」という和名に再生をかけて,小石川公園とここの公園に植樹がなされた.
本当にただ真っ直ぐに,遠くからみると美しいバランスのとれた円錐の姿をしている.幹は無骨だが,堂々とした姿をしていて,中学の校庭にあったのをよく覚えている.県境に近いいちばん小さな村の一番小さな小学校の校庭にもそういえばあった.小石川の植物園にもよく行くが,東京ではメタセコイアの並木はここの公園のが一番よい.好きなので,ぶらりと見に行った.