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涙にも，いろいろある．

大人には聴こえない音がある．大人には聞こえない着信音 | スラド

虐待されても，子供が自分が悪いと思いメッセージを出せなくなるのは，誰からも関心をもたれなければ子供は無力なので，一人で生きていけないことを知ってるからだ．しかし，無関心か，せいぜい誹謗中傷のなかで生きることは，運命なので，そのことを子供は同時に受け入れなければいけない．生き延びられるかどうかは戦いで，しかし，そんな戦いがあることに殆どの大人はまた興味本位で，かつ無関心だ．残酷な無関心の中で，それでもその子供は一人で生きなければいけない．そのとき前を向いて，絶対に下を向いてはいけない，負けてはいけない．クソみたいで信じられない受け入れがたい現実しかなくても，だからこそ絶対負けず，強く一人で生きなければいけない．

子供は自分からは決してメッセージを出さない．苦しくても絶対に自分からそれとわかるようなメッセージを出すことはない．それは，そのことが自分のせいだと思っているからだ．みんながみんな幸せだって想像しかできない大人には聴こえない音がある．最初からわかってたことだが，仄かで頼りない光を灯した．雨があがったな．