誰にいえないような、いうべきでないような悲しさや怒りがあっても、いつの間にか、平気でやり過ごせるようになって、誰の言ってることもまちがっちゃいないし、誰が正しいってわけでもないから、そういうことは仕方がないし、否定もできないし、受け入れるしかないんだろうなと、実際、そう思うようになって、たぶん大人になるうちに、何かが鈍くなってしまう。成長したいとか、立派になりたいとか、いい結果を出したいとか、優しくしたいとか、そんなこといろいろ思ってるうちに忘れてしまう感覚があるンだと思う。んでも、わかりきって、凝り固まっちまった考えをも一回無理やり捨ててでも、やりたいようにやってみる。大事なモンを見つけるまで。という1点突破の反抗の才能みたいなものがなきゃ,できないことがやっぱりある。