会社.風邪っぽい.
人民元の切り下げ以降,中国では外需依存型経済への警戒が高まってるらしい(というのはある部局からの意図的発言であろうが).プラザ合意後,円高に悩まされバブルに突入していった日本の二の舞を避けるべく,これを日本症候群と名づけ,農村部への投資による内需拡大によって乗り切ろうとしてて,ただ,市場メカニズムを優先すれば,均衡財政の問題が重要となるし,均衡ある国土発展を重視すれば積極財政となる.という対立軸があり,これが政治的問題となっているのという見方は間違ってはいないだろう.資本の垂直的国際移動と地方部の発展.どのあたりで線を引くのか.

投資は結局のところ,成長性をもたらすモノに適切な規模でなされるべきモノであるが,その実,成長性を説明する要因として時間と集積以外の要因が明示的に政策評価の理論的枠組みの中で整理されている気配はない.このことが寧ろ問題であって,**の皆さんも,せめて安易に均衡ある経済や構造改革ですらも批判するための論理構造を持ちえていないという事実を認識して発言すべきじゃないのかね.世銀にしてもIMFにしても国連にしても,スローンスクールのオチこぼれが行く所であって,実態も数式もわからぬまま,あまった金の行く先について情緒的な議論をして判った気になる**が世界中に多いことが不思議ですらある.