講演。
自分の発表では、通常、スライド1枚1分を目安に作成(1時間の講演なら60枚のスライドを準備)するんだが、今日の講演では最初30枚しか作ってなくて、で、慌てて会場でスライド作成してさらに20枚くらい追加したところで、先生どーぞ、と司会の方に言われてしまい、仕方なく、壇上でagainとか連呼して、(面倒だということもスコシはあったが)時間稼ぎに、只管ゆっくり2度か3度繰り返し同じことを喋って90分を簡単にやり過ごした。
大失敗だったなと些か個人的には自己嫌悪だったわけだが、講演後「いやー今日の先生、流石に話がうまいねー、おもしろかった」と多くの聴衆な人々から繰り出されるまるっきり逆な声をエレベータホールで聞くに及び、やはり多義的な理解を目指して5%を満足させるより、1フレーズをバカのように連呼して5割を徹底的に満足させるという、小泉(中身薄)劇場型講演を目指すべきという挫折感を味わったり。